園の生立ち
当園は、昭和37年に野菜畑を整地し梨棚を吊りました。当時は長十郎を主に栽培し、もぎ取りを中心に経営していました。その後、多くの品種を取り入れ、現在は幸水・豊水・かおり・あきづき・新高などを主力品種とし、生産販売しています。
『食の安全安心を考慮し減農薬に努め、更に有機肥料にもこだわり、環境に優しい農業を日々心がけております。』
新鮮さへのこだわり
当園では、地方発送においても新鮮さにこだわっています。果実が完熟になる一歩手前まで収穫を待ち、出荷日の当日の早朝か前日の夕方に梨を収穫しています。出荷日の午前中に選果から箱詰めまでを終了し、午後には宅配業者さんへ荷物を預け、全国のお客様へフレッシュな状態でお届け致します。
栽培へのこだわり
当園は、栽培の基本となる土造りにこだわり続けています。今ではすっかり住宅に囲まれてしまったので、以前の様に堆肥などを多量に投入する事は出来なくなりました。それでも毎年土壌診断を受け、その結果を基にバランスのとれた肥料を入れる為に、独自ブレンドの肥料を製作してもらったり、肥料を出来るだけ有機質の物に替えたりと、良質で健全な土造りを心がけております。
新品種の導入
当園では新品種の導入にも力を入れています。梨の木は、苗木の段階から販売出来る様な果実が結実するまでに約5年は掛かり、更に完全な成木にるまでには、約10年程の歳月が必要です。なので、簡単に新しい品種を増やせる訳では有りませんが、質の良い新品種が出れば、接ぎ木をして試したり、試験的に苗木を購入して育生し、実際に将来性のある品種であれば、本格的に導入していきます。