取り扱い品種

幸水(こうすい)

 幸水は1941年に「菊水」に「早生幸蔵」を交配して育成され、現在では日本梨の代表的な品種として、全国で最も多く栽培されている品種です。
 当園では近年の温暖化等の影響により収穫が早まり、7月下順頃から収穫が始まります。果皮が黄赤褐色の赤梨系統に属し、果肉は緻密で柔らかいのが特徴です。口当たりがとても良く、当園一番人気の品種です。平均糖度は12度程度で、酸味はまったく有りません。真夏に収穫最盛期を迎える品種なので、日持ちは短めです。冷やしてお早めにお召上がり下さい。

豊水(ほうすい)

 豊水は1954年「幸水」に「イー33」(「石井早生」×「二十世紀」)を交配して育生されました。
  当園では、月中順頃から収穫が始まります。果実の特徴は赤褐色の赤梨で、平均400g程度の大きさになります。柔らかな果肉に豊富な果汁を含み、甘さの中に程良い酸味を感じる濃い目の味です。日持ちはやや短目ですが、幸水よりは長いです。

かおり

 かおりは1953年に「新興」に「幸水」を交配して育生されました。
 当園では、例年月下順頃から収穫が始まります。果実の特徴は薄緑色の青梨で、平均800gを超える特大品種です。果肉は程良いシャリ感が残る中程度の硬さで、酸味はほとんど感じません。良く熟すと、果皮が薄い黄色になり、桃のような甘い香気をただよわせます。日持ちは中程度で、果皮が黄色味がかった物からご賞味頂く事をお勧めいたします。

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あきづき

 あきづきは1985年に(「新高」×「豊水」)に「幸水」を交配して育成され、2001年に品種登録された比較的新しい品種です。
  当園では、例年9月上順頃から収穫が始まります。黄赤褐色が特徴の赤梨で、平均500g程に成長します。果形がとてもきれいなので贈答用に向いています。シャリシャリとした食感がありながらも、なめらかな果肉が特徴です。口当たりが良く、酸味は感じません。日持ちは良い方です。

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新高(にいたか)

新高は「天の川」に「長十郎」を交配して育成し、1927年に命名されました。
 当園では9月上旬から収穫が始まります。特徴は黄褐色の赤梨で、平均600g程に成長する大玉品種です。食味は果肉がやや固めで、しっかりとした歯ごたえが有り、酸味はほとんど有りません。日持ちは良い方ですが、果皮が赤みを帯びて来たら、お早めにお召上がり下さい。

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